みんなのほどよく絶妙フォト
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琵琶の演奏を聴きながら思い出のおかずを味わう
令和元年9月22日、高須ハウスにて取手アートプロジェクト(TAP)さん主催でとても素敵なランチコンサートが開催されていました。「みのりランチコンサート」と名付けられたこのコンサート、昨年に引き続き2回目の開催です。
農地とそこに隣接する新興住宅地にお住まいの方の思い出が詰まったおかずを参加者みんなで味わうのですが、そのお料理が出てくる前に、琵琶奏者の久保田晶子さんの演奏・歌(語り)を聴きます。
これから食べるおかずの思い出を久保田さんが曲にしたオリジナル曲です。
琵琶の素敵な音色と素敵な歌(語り)に身を委ねると、語られる思い出のエピソードが自然と頭の中に映像として浮かんできます。
演奏を聴いたあとにいただくおかずは、味だけではなく過去の時間や感覚をも共有して、一段と美味しく感じられました。
普通だとなかなか縁がなさそうな「農」と「芸術」の融合。そして、食事という生活の一部に自然に溶け込むアート。
さらに、参加者全員が一体感を持って過去の時間と今の時間を同時に共有し、音楽を耳で楽しみ、お料理を舌で楽しめるとても素晴らしい企画で、規模を大きくすることは難しい企画だと思いますが、今後もぜひ小さく長く続いて欲しいと思いました。
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