取手の巨木・名木

市内には高源寺の地蔵ケヤキや龍禅寺のキンモクセイなどをはじめとする多くの巨木・名木があり、毎年人気となっている市主催の巨木・名木めぐりツアーを実施しています。また、市制施行40周年にあわせて取手市緑化推進委員会が発行した冊子「取手市の巨木と名木」が現在も水とみどりの課の窓口で販売されています。

高源寺の地蔵ケヤキ(茨城県指定天然記念物)

樹齢1600年の欅(けやき)の大木です

茨城県指定天然記念物(昭和14年3月6日指定)
高源寺境内(こうげんじけいだい)には、樹齢1600年、目通り10メートルという欅(けやき)の大木があります。幹の根元のほら穴には、子育て地蔵尊が安置されており、安産・子育てにご利益があると言われ、多くの人が参詣します。

龍禅寺のキンモクセイ(市指定保存樹木)

龍禅寺のキンモクセイ

龍禅寺境内にあるキンモクセイは6分岐で幹回り5メートル72センチ、主幹2メートル3センチあるそうです。

秋になると、キンモクセイの花の香りが漂い、秋の深まりを感じさせてくれます。

「取手市の巨木と名木」

市内の巨木や珍しい樹木である名木が掲載されている本です

この本は、平成20年度に巨木調査ボランティアの皆さんと、取手市役所水とみどりの課職員が、市内の巨木や珍しい樹木である名木を調査した成果をまとめたものです。

市内を10エリアに分け、114本75樹種を写真やイラスト、解説で紹介しています。桜の名所12選、紅葉の名所7選など季節の見所なども掲載しています。

この本が樹木観察を始めるひとつのきっかけとなり、取手市に対する親しみを深め、皆さんに自然環境の重要性を考えていただきたいと思います。ぜひご一読ください。