「ゆとりのある空間で、ストレスフリーな暮らしを実現できています」

2年前に取手市にマイホームを購入して引っ越してきた猪狩さん一家。
取手に住むことを決めた理由や、住んでみて感じる取手の魅力について、お話を伺いました。

取⼿市に移住された経緯を教えてください

1つ前の家は我孫子市天王台で、ぎりぎり千葉に住んでいました。その前は1都3県で2〜3年おきぐらいに引っ越しをしていて。若⼲飽き性なところがあって、よく引っ越しをしていました。
コロナになったタイミングで上野あたりに住んでいました。コロナになって会社にも⾏かなくなり、家賃もすごく⾼いので、ちょっと都心から離れようかなということで、試しに千葉に移ってみたら家賃が3分の2になって、お部屋の広さが2倍ぐらいになったんですね。いわゆるコスパというか経済的に楽になりました。
結婚をして妻と、住むんだったら⼾建てでお庭とかあったらいいよね、みたいな話をしている中で、狭いところに住むというよりは、⽐較的空間にゆとりがある⽅が僕も好きだったので、じゃあどこで探そうかとなったときに、天王台にたまたまいたので、近場から広げていこうかという感じでいろいろ探した結果、取⼿を⾒つけて住みはじめました。

移住の決め⼿は?

空間に対してのお⾦が安いことです。
家に限らず、例えば駐⾞場代って都内だと1時間で2,000円くらいかかるところもあると思うんですけど、こっちだと駅前でも終⽇で400円くらいなので、空間に対してのお⾦のかかり⽅がかなり安くなります。空間にゆとりがある⽅が僕は気持ちよく過ごせるなと以前から感じていたので、縁がなかった土地でもいろいろ探してもいいんじゃないかっていう感じでしたね。なので⼀番はお⾦と空間の話ですね。

実際に住んでみて、環境はいかがですか?

どこに行くにも便利ですね。もちろん⾞での移動が基本になるわけなんですけど、⾞さえあれば栄えているエリアにも⾏けるし、ちょっと⾏けば広々とした公園があったり、キャンプ場もあったりとか。選択の幅がすごく広がったなっていう感じはあるので、そこはすごくいいところだなと思いますね。

都内への通勤について教えてください

⼗分に便利で、不便はないなと僕は思っています。2〜3年に1回引っ越しをしていた中で、住めば都ってよく⾔ったものだなっていうのがあったんですね。どこに住もうがなるようになるっていうのが元々あって。IT系の会社でお仕事させていただいているので、仕事柄今は週に1回会社に⾏けばいいぐらいなんですね。そうなると、駅まで⾞もしくは⾃転⾞で⾏って電⾞に乗り、電⾞も都心まで1本で⾏けるので、さっき安く空間を買えているって話をしましたけど、その浮いた分のお金でグリーン⾞に乗って、その中でお仕事をしながら⾏くみたいなことができるので、ストレスもかからないですし。
1回計算したことがあって、週5でグリーン⾞を毎⽇使い続けていくらぐらいになるかっていうのは、確か1,000万円ぐらいだったんですね。東京で今のこの家の広さを買おうとすると、多分もっと、数千万円はかかるはずなので、じゃあ全然ペイできるじゃんみたいなことを思って。アクセスに関しては許容範囲かなと思ってます。

都内で仕事をしながら取⼿に住む⽣活のオン・オフはありますか?

ありますね。スイッチのオン・オフを場所で感じる部分も多分にあるかなとは思っています。
若⼲ずれるかもしれないんですけど、やっぱり都⼼に⾏けば⾏くほど⼈が多い中で、そんなことないはずなんですけど、少し空気が悪く感じちゃうんですよね。
⾞も多いし、⼈も多いし、それこそ電⾞の中もそうですし。僕は人が少ない⽅がストレスもかからなく、オフにもなりやすいなと感じています。多分コロナがなかったらここまで感じなかったかもしれないですけど、⼈があまり多くないところにいるのがどれだけストレスフリーかということを実感しています。

取⼿のおすすめの場所はありますか?

"リコ"というレストランはすごく好きで妻とよく⾏きます。妻に教えてもらったんですけど、バナナポークとか、地のもので作ったパスタがすごく美味しいです。取⼿って野菜の⽣産量が多かったりとか、お⾁があったりしてその⼟地のものを⾷べられたりとか、スーパーにそういうものが置いてあって買えたりするのがすごくいいなって思います。
あとは近いところで、北浦川緑地公園がすごく広々していて、いい意味で人も少ないので⾃由に遊べます。

どんな⽅に取手をおすすめしたいですか?

今、1歳半の⼦どもがいるのですが、シンプルに⼦育て世代の方にとってはすごくいいんじゃないかなと僕は思っています。引っ越しをした経緯にも繋がるんですけど、⼦育てって基本的にはお⾦がかかるはずで、そこが⼤変ということと、子どもを少しでも自然に触れさせたいっていう感覚をもし持たれているのであればすごくおすすめできるなと思っていて。⾃然との距離感みたいなところは、僕は個⼈的にすごくちょうどいいなと思っています。だからお⼦さんをちょっとでも広い空間でとか、⾃然があるところで育てたいなと思う⽅には、おすすめをしたいなと思います。
最初にこの⼟地と家を買ったときに思ったのは、同じぐらいの広さとか物、空間、家を都内に建てようとすると多分5倍ぐらいの金額がかかるはずで、例えばタワマンのようなところも全然否定はしないんですけど、夫婦で働きながら2⼈でローンを組んでみたいなのがすごいリアルにあるだろうなと思っていて。そこで⼦どもを1⼈とか2⼈育てるとなると、少なからずどちらかがお仕事を休んだり、離れるということになってしまって、結局のところカツカツになっちゃうみたいなところもあったりすると思うんですよね、きっと。
その辺を考えると、郊外のことを1回調べてみたりとかっていうのは選択肢として持っていいんじゃないかなと思います。迷ってる⼈は検討してみてもいいんじゃない?っていうぐらいの魅⼒はあるとは思いますね。
少しでもゆとりがある空間を作れるのであれば、そっちの⽅が⼈⽣全体としてストレスはかからないだろうなっていう気が僕はしています。

猪狩さんにとっての「ほどよく絶妙とりで」とは?

すごく簡単に⾔うと、コスパと⾃然の2つじゃないですかね。ゆったりしたある程度広い空間で生活し、いわゆるガヤガヤしている都⼼へも電⾞も1本で⾏けますし、車で20~30分走れば柏とか松戸へも行けます。
⾃然という観点では、⾞で5分、10分くらいのところにはたくさんの公園や自然と触れ合える場所があるので、いろいろなものの距離と、お⾦で買える空間というところかなと思います。