「親しめる場所や知り合いが、
この街でどんどん増えていくことが嬉しいです」

4年前に一家で取手市に移住し、取手市PR大使も務めるさくらまやさん。
取手市への移住の経緯や、改めて感じる取手市の魅力、市民の方々とのふれあいなどについて、お話を伺いました。

さくらさんの最近の活動について教えてください

歌手活動もしていますが、バラエティー番組に出て歌を歌わないこともあるので、タレント業っていうのがしっくりくるかなと思います。取手市PR大使としてのお仕事もさせていただいていますし、今年の春からは大学院にも通っていて、大まかにいうと教育学と心理学を学んでいます。少し前に前期のレポートの締め切りがあったので、睡眠時間を削りながら何度も書き直して、ようやく提出したところですね。

移住するきっかけは何だったのでしょうか？

もともとは都内のマンションに住んでいて、ワンちゃんを飼っていました。そのワンちゃんの数が増えたので広いところに引っ越したかったのと、母が病気がちだったこともあって、おうちを買おうと決意しました。その後に、田舎で中古の家を買ってリフォームしながら暮らしているご家族のテレビ番組を見たんですね。「私たちもこれをやろうよ」と家を探し始めたのがきっかけでした。

移住先として取手を選んだ移住の決め⼿は？

電車での移動が便利なのが一番でしたね。このお仕事をしていると地方に行く機会も多くて、東京駅まで乗り換えなしで新幹線にも乗りやすいですし、空港までのアクセスも良い、大学にはつくばエクスプレスで通えるので、取手がいいなと。もともと取手には縁もゆかりもなかったんですけど、いろいろと物件を探している中で運命的に今の物件に巡り合えた感じですね。内見させていただいてから、トントン拍子で決まりました。

お仕事での移動も多いと思いますが、交通の便は実際にどうですか？

大学院にも通っていますし、テレビ局でのお仕事も多いので東京に行くことが多いんです。常磐道を使って車で移動する日もあれば、JRの常磐線で東京や品川に行くこともあります。どこに行くにも便利だなと思います。電車移動も快適で、「今日は疲れたな、頑張ったな」っていう日はグリーン車があるんですよ！あれが最高で、仕事がうまくいった日の自分へのご褒美ですね。

移住して一番よかったことは何ですか？

一番は、家族が「引っ越してよかったね」って言ってくれることですね。父も母も今の住まいを気に入っていますし、ワンちゃんたちも楽しそうにしていて、事あるごとに「引っ越してきてよかったね」という言葉が自然に出てくることが一番嬉しいなって私は思っています。家族と幸せに暮らしたいなと思って買った家だったので、家族が誰も不安を抱えていないことが私にとっての幸せです。

取手の街の魅力はどんなところでしょうか？

安心とか安らぎを感じられるところですかね。私にとってはおうちもありますし、取手は帰ってくる場所ですね。落ち着ける場所というか、ここに帰ってきたらもう大丈夫だなという気持ちになれます。このお仕事をしていると外では結構気を張っているので、安心できる場所があることは幸せだなって思います。
あとは、住民の方がみなさん優しいんですね。取手に引っ越してきてからご近所付き合いが増えて、私がお菓子を持っていくと、畑で取れた野菜をくださったりするんです。「どうぶつの森」並みに物々交換があって（笑）。市民マラソンやスポーツフェスティバルなど、取手市のイベントに参加することも多いのですが、毎回顔ぶれが変わっていろいろな方にお会いできるので楽しいですし、もっとたくさんの方と知り合えたらいいなと思っています。

取⼿のお気に入りの場所を教えてください。

クーロンヌさんのパンが好きで、お店によく行きますね。朝早くから営業しているので、家族で散歩しながらクーロンヌさんでサンドイッチを買ってきて、それを朝食に食べたりします。美味しいものを買って帰るとか、目的を持って散歩するのが楽しいので、セビアンさんやシャトレーゼさんでケーキを買うことも多いですね。イタリアンレストランのカンパーニャさんに行くのも楽しみの一つです。
取手から車で少し足を延ばした場所にある、大洗のめんたいパークも好きです。そこでしか買えない明太子があって、めちゃくちゃ美味しいんですよ。あとは牛久の大仏や、近くのアウトレットなどにも行きます。友達が遊びに来ると一緒に行ったりもしますね。

どんな⽅に取手をおすすめしたいですか？

子育て世代にいいんじゃないかなと思います。ウェルネスプラザのキッズプレイルームは遊具や遊び場が充実していますし、学校や保育施設も多いですよね。私は北海道出身なので、自分が子育てをするなら子どもには自然と触れ合ってほしいと思っていて。取手は公園も多く自然も豊かなので、小さいお子さんがいるご家庭は最高なんじゃないかなって思います。

さくらさんにとっての「ほどよく絶妙とりで」とは？

私にとっては、取手にはないものがないことが絶妙だなと思っています。例えば、こういうものが必要だから取手を出て買いに行かなくちゃいけない、みたいなことがないんです。仕事以外で取手を出る必要性がほとんどないんですよね。スーパーの数も多いしいろいろなお店屋さんもあって、全てが絶妙に揃っている街だなって私は思っています。

今後やってみたいことはありますか？

老後の趣味というか、あとはもうのんびり暮らしていこうってなったときに、自分で畑をやれたらいいなと思っています。お隣さんが畑をやっていらっしゃって、季節ごとの野菜をいただいたりするのがとっても嬉しいんです。お友達と一緒に畑をやるのも楽しそうだなと思うのですが、まだ同世代のお友達ができていないので、私が70歳、80歳になったときに「一緒に畑しよっか」と言えるようなお友達をつくりたいですね。私と同じような趣味を持っている方が集まる習い事を今後はじめてみたいですし、最近はボランティア活動もさせていただいているので、そこでお友達ができたらいいなと思っています。